チャンピオンジョッキーというPS3のソフトを買った。
このソフト、実に売れた枚数が1000枚以下というレアキャラ。
だけどやってみると面白い。
騎手ゲーは1990年頃に、テクモがギャロップレーサーを発売し、
その後2,3,2000,5,6,7,8と続いた。
ギャロレが出たのとほぼ同時に、コーエーがジーワンジョッキーを発売し、
これも2010まで続いた。
しかし、どちらのソフトも晩年はエンジンも変えずに中の馬だけマイナーチェンジする、
いわば「パワプロ・ウイイレ」現象が起きていた。
そんな中起こったある事件。
ギャロレのテクモとGJのコーエーが合併したのだ。
騎手ゲーファンに広がる動揺。
無論前述した通り、俺を含め全国に1000人いない。
ファンが思ったのは「次はどっちで出るんだろう。」
ということだった(少なくとも俺は)。
この2大タイトルはそれぞれ趣が違っていた。
ギャロレは本当にゲーム感覚で、
道中いい騎乗をすると、最後の直線でムチを振るった瞬間スローモーション。
かーらーの画面がパリーンと割れ、他馬ごぼう抜き。
そしてアビリティ発動で圧勝。
そんなゲームだった。
他方のGJはかなり本格志向で、
調教師とのめんどくせーやり取りや、
騎手同士のコミュニケーション。
また馬を追う時もタイミング良く追わないとダメだったり、
コーナーや直線での手前替え等、様々な点でシチめんどくせぇ設定があった。
俺は前述の表現から分かるように、
ギャロレ派の人間だった。
何ヶ月もかけて玄人になり、チマチマ500万下クラス単勝50倍の馬を掲示板に載せるんじゃなくて、
2年目のルーキーがいきなり海外G1を取っちゃった的なノリの方が好きだ。
細かいのとかやってて本当楽しくない。
だから三國志より戦国無双だし、マシンガンよりバズーカ。メタギアより塊魂だし、ぶどうよりバナナ。
で、本題に戻すとこの新発売されたチャンピオンジョッキーはどっちの趣が強くなるんだろうと。
俺はギャロレ風であることを望んでいた。
そして昨日、9月に発売された「ばかりの」このソフトを買ってやってみたところ、
なんと「どっちもできるよ」だったのだ。
レース前に聞かれる。
どっちでやる?って。
どっちでもいいよ^^って。
これガチで全然人気無いんだけどね。
普通に面白いよ。
今日やり過ぎてもう1時半だよ。
明日から仕事だよ。
PR