「トランプやりたいから持ってきて」ととくさんに呼び出された。
とくさんは小学校1年生の時からの付き合いで、
俺が彼女と別れる度に慰めてくれる地元の友達だ。
かれこれ5~6回は慰めてもらっている気がする。
とくさんチに行くと、久々に会った地元の友達もいた。
みんな大人になっていたが、久々にも関わらず違和感が無かった。
大好きだったあの子とかもいて内心ちょっとウキエさん。
ちなみに俺以外は全員女性だったが、考えてみれば昔からそんなもんだった。
なんていうか、害が無いんだろう。
小学校3年か4年の頃、俺の誕生日会が開かれた。
10人くらい集まって全員女子なんて事もあった。
決してモテた訳じゃないと思う。友達が全員女子だっただけだ。
そういや9月で今勤めている法律事務所に来て2年になった。
最初の1ヶ月くらいはあまり馴染めなかったが、
少し仲良くなり始めたある日、とある秘書さんにこう言われた。
「ゲイに好かれそうですね。」
なんだそれ失礼だろ。
でもこれ残念ながらよく言われる。
だから、俺は声を高らかに宣言する。
女性が大好きだと。
心に刻んで欲しい。
俺は女性が大好きである事を。
途中からどうやってオチまで持っていくか考えてたけど、
結局オチ無しになってしまった。
大変しのびねぇな。
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