「いやーこまっちゃん、超オススメのゲームがあってさ！」
親友がテンション高めに言うもんだから
何かと思ってやってみた。
くにおくんのアイスホッケーだった。
正式名称は、「いけいけ熱血ホッケー部」らしい。
操作方法は簡単。
Ｂボタンで「シュート」。
Ａボタンで「パス」または「
殴る」だ。
ボール、いわゆるタックを持ってる時はパス。
それ以外は殴るだ。
それだけしかない。何せファミコンだから。
でもファミコン無いからＰＳＰでやった。野暮な質問はしないでくれ。
さてこのくにおくんのアイスホッケーだが、
基本的にホッケーそっちのけで殴り合う。
カットは全てＡボタンすなわち「殴る」だ。
それ以外ボタン無いし。
タックを持ったらまず殴られる。
殴られて体力がなくなると、
起きるまでに時間がかかるようになる。
短時間で集中的に殴られると、怒り状態になって能力が上がる。
わざと集中的にタックを所持して殴られるのを待つ作戦も有効だ。
ただ怒り状態でいつも通りに殴っていると、
ファール取られてゴミ箱に捨てられるので注意が必要だ。
野球部がグローブでぶん殴ってくる。
剣道部がカマイタチを繰り出す。
なんでもありだ。
Ｂボタンを溜めて打つと必殺ショットになる。
キャラによって必殺ショットは異なるが、
点滅しながらゴールに向かっていったり、
その場で光りながら落ちたり、
いきなりタックがくまさんになったりする。
総じて必殺として打たれたタックに触れたプレーヤーは
場外へ吹っ飛んでいった。
「クソゲークソゲー」言いながら、結局１時間もやっちまった。
明日はくにおくんのドッヂボールやろう。あれは飽きない。
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