ふぅ~。
あぶねーあぶねー。
昨日の仕事のミスで、あやうくフロア中の人という人を全員敵に回すとこだったぜ!
そんなに大丈夫じゃなかったけど、
まずまず大丈夫だったんじゃないかな!
じゃあここで今回の原発問題とみず◯銀行システム障害について解説しようと思うよ。
全く別の事だけど、実はほとんど同じような事が起こっているんだよ。
まず原発問題の原因は、想定以上の津波が冷却装置を押し流したんだ。
想定されていた波は5m。実際のところ15mの津波が来たんだね。
これは設計段階の要件定義書を東電が政府に提出した際に
政府が指摘しなければならなかった事で、
事故の責任の所在という事を言えば、
依頼した政府が100%。東電は0%なんだね。
政府もバカではないので事故を起こしたときのお金問題はきっと東電にも負わせる気だし、
東電は「いやー事故起きないよ。」って言ってて起きたから賠償義務がある。
「俺、悪くないよ。」とは言えない。世間体もあるしな。
ただ事故が発生した原因は政府にある。その構造で良いと許可したのだから。
あと国民が悪いとかいう訳の分からない説を唱える人がいるけど、
そんなこと言ったら政府がやった失策の元を辿れば全て国民が悪いって事になるよ。
それは筋が違う。組織を全く理解していない。
さて一方み◯ほ銀行のシステム障害。
銀行のシステムっていうのはどこも、
膨大なデータを「夜間バッチ」というのを流してデータベースに登録する。
バッチ処理というのは金融業界やシステムをやっている人にとっては身近な言葉で、
端的に言えば「まとまった色々な処理」だ。
この夜間バッチが朝7時までに終わらなければ開店に間に合わないのに、
あの日は処理すべき量が多すぎて終わらなかった。
もっと負荷分散あるいは処理能力を高く設定していれば開店に間に合った。
これも設計段階の要件定義書を◯士通がみず◯に提出した際に
◯ずほが指摘しなければならなかった事で、
賠償責任はみ◯ほにある。責任の所在という事を言えば、
依頼したみず◯が100%。富◯通は0%なんだね。
み◯ほもバカではないので、
いざという時は色々な何かを使って金銭的負担を減らそうと何らかの契約を結んでいるはずだ。
バッチ処理が終わり開店の準備が整うまで開店を遅らせれば良かったものを、
終わらなかった分を無理矢理翌日の処理に回そうとバッチ処理を強制中断。
これは恐らくシステムを理解していない上層部の判断だと思う。
担当の基盤グループ保守チームのSEは、
「バッチ途中でやめると異常終了するわよ。何があっても知らないんだからね…ッ!」
と経営陣を止めたに違いない。
SEが必死に止めたにも関わらずゴーサインを出した事によって、
大変な事が起きた。恐らく対応した人たちは、
「もう、
おじいちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね…ッ!」
と言ったに違いない。
あくまで予想だけど、あの騒ぎを収めたSEは全員で30~40人くらいしかいないんじゃないかな。
おじいちゃんたちは土日に休日返上で店頭に立った社員に謝って、総取り替えが妥当だろう。
政府も同じく総取り替えが妥当なんじゃないか。今回その程度の枠組みでは済まない状況だけど。
まぁ被曝が原因で人が死んでも確実に報道されないぜ。
因果関係証明できないし日本経済にとって悪影響だしな。
日本はすでに命より金を取らざるを得ない状況かもね。
これから何十年後に訪れる生活水準の劇的低下に、日本人のプライドは耐えられるのかね。
しっかし暗い話ばかりだと気が滅入るよね。
明日から暗い話は全て記憶の彼方に消し去る事にする。