あいつとんでもない馬だわ。
この状況から2着とかありえない。
この先凱旋門賞までは連勝で行くだろうな。
でも凱旋門賞はどうだろうか。
あのレース、日本の馬は勝てない。
3歳の時に出走しない事が大きく影響していると思う。
10月の1週に海外輸送して凱旋門賞へ出走して11月1週の菊花賞に出るのはローテーション的に厳しい。
どうしても9月3週のセントライト記念か9月4週の神戸新聞杯を国内で消化して菊へ向かう事になる。
調整の面でもそうだし、輸送だけで500万はかかる事を考えるとお金の面でも日本で走った方が賢い。
3歳の時に凱旋門賞に出ると何がいいって、斤量が55.0kgで走れるからだ。
4歳以上の古馬は60.5kgを背負って走らないといけない。
向こうはポンド表記だけど大体合ってると思う。
かつてディープインパクトが4歳で凱旋門賞で3着だった時、
1着、2着の馬は両方とも55.0kgを背負った3歳馬だった。
一般的に日本の古馬混合戦だと、3歳馬と4歳以上のハンデ差は2kgだ。
でも凱旋門賞以外の欧州古馬混合G1ロード、キングジョージやアーリントンミリオンも5.5kgのハンデがあり、3歳馬に甘い。
そういうことなんだよ。ね。
オルフェーヴルも日本で最強は間違いないし、
ナリタブライアンとかディープインパクトより走る能力高いと思うんだけど、
あのタイプは欧州の深い芝はあんまり合わない気がするし、
無理しないで日本の秋のG1ロード3連勝狙った方が良い気がする。